コロナ禍における撮影ドローンの有効性
密閉、密集、密接をいかに回避しながら撮影をするのか。
回避できなければクラスターが起りかねない。
音楽ライブの場合、ステージ上のパフォーマーは一定の距離を置く事で密集、密接を避ける事ができ、加えて会場の換気をよくする事で三蜜を避けられる。客席も同様である。
では、そのライブに撮影が入る場合どのような対策を講じればいいのだろうか。
通常、客席内のカメラポジションは客席の一部をカメラスペースとして使用してきた。
コロナ禍では、カメラスペースから更に客まで一定の距離を置く事で密集を避けることができる。
では、ステージ上にカメラが入る場合は、どう対策するのか。
今まででは、ハンディーカメラをカメラマンが手に持ち、アーティストに近づき、臨場感のある映像を捉えていた。しかし、これでは、密集、密接を回避できない。
ステージ上のカメラに代わる物として、撮影ドローン(小型無人機)が可能性があり有効な手段だ。もちろん、アーティストに対する安全性を考え小さく軽量なドローン を使用する。ドローン にはプロペラにガードが付いており、軽量の為、万が一、アーティストに衝突しても安全だ。
ライブの臨場感を映像で伝える上で被写体に接近した映像は必要不可欠と考える。
撮影ドローンは各席内のカメラの代用としても有効であり、会場内のスタッフ削減にも一役。
ドローンをライブ収録に加えることは、いつまで続か分からない新型コロナウィルス感染症の対策として非常に有効な手段であると考えます。
また、この方法は他の分野の撮影でも有効なはずです。
撮影のはしもと

